遠隔地への物流事業 ~事例紹介~

週3回、コンテナ満載の青果物が沖縄へ旅立つ

早朝4時、築地などを含む京浜エリアの複数の卸売市場で集荷した青果物が、多摩ニュータウン市場にあるワタリ青果のもとへ続々と到着。さらに、遠距離産地からの直送品も冷蔵トラックによって入荷してきます。

これらの青果物は商品特性に合わせた冷蔵庫(加湿・普通)で一旦保管し、十分に冷やし込みを行います。これは遠距離輸送時の鮮度が保たれるよう、青果物の芯温を下げるために必ず行うものです。


<冷蔵庫内のようす>


<トレーラードックを備える定温荷捌場>
冷蔵庫に隣接して、常時15℃に保たれた定温荷捌場があります。約320平米の広さをもつこの荷捌場は、遠距離へ新鮮な青果物をお届けするためにワタリ青果が独自に設置しているものです。

朝6時を迎えるころ、冷蔵庫で十分に冷やし込まれた様々な青果物は、40フィートの冷蔵リーファーコンテナに手作業で積み込まれて旅立ちます。沖縄に到着した後はワタリグループの沖縄支店を通じて、沖縄県最大のスーパーマーケットチェーンへ納品されます。


<コンテナに積載される青果物>

<人の手で丁寧に積み込みます>

冷蔵リーファーコンテナによる沖縄便は週3回。東京から3日の船旅です。

このようにワタリ青果は、高い鮮度を保った青果物を遠隔地に届ける物流のしくみを構築してきました。もちろん、いつも順風満帆とは限りません。ときには台風などのアクシデントもあります。そんなときは進路を先読みしてエアー便に切り替えたり、陸送区間を伸ばして送り出す港を変更するなど、欠品を起こさないよう細心の注意をはらっています。

こんな企業努力によって、お取引先からの高いご信頼をいただいているのです。

産地との連携を密にして新鮮な青果を消費地へ

ワタリ青果は、ワタリグループとしてこれまで40年余にわたって培ってきた青果物への目利き力に加え、卸売市場での独自の交渉力などによって、ビジネスの幅と厚みを広げてきました。 また、品目担当者が産地に実際へ出向いて、どのような栽培方法をとっているかなどを自分の目で確かめたりする地道な活動も行っています。

この結果、冷蔵トラックやトレーラーを使って産地から直接ワタリ青果に納品してもらう、いわゆる産直の仕組みを構築することができます。


<山梨県のとうもろこし圃場にて>


<岩手県のきゅうりハウスにて>
これまでの事例でいえば、岩手県奥州市江刺区(旧江刺市)では、トマトやナス、ピーマンなどの夏野菜。山梨県西八代郡では、高い糖度を持つとうもろこし(甘々娘:かんかんむすめ)などで実績があります。

産地から冷蔵のままワタリ青果の冷蔵庫に直送し、これをまた冷蔵コンテナなどで遠距離の消費地まで運べば、理想的なコールドチェーンができあがるというわけです。

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